2016年の全国の交通事故死者が1949年以来67年ぶりに4千人(3904人)を下回ったことが警察庁から公表されました。
年間死者数は1970年に1万6765人だったことので4分の1程に減っている。
死亡事故の内訳は「歩行中」が同11.8%減、「自転車乗用中」も同14%減と大きく減っていた。
また、交通事故の発生件数は前年比7.1%減の49万9232件。負傷者数は同7.3%減の61万7931人で、いずれも12年連続で減少した。
警察庁の担当者は死者数が減少した理由について、「交通安全教育の普及や車の性能向上、道路改良などが進んだ結果」と説明している。
最近では、衝突回避機能が標準装備された自動車が普及していることも大きい。
例えば、富士重工業の衝突被害軽減ブレーキなどの安全運転支援システム「アイサイト」を搭載した車の世界販売台数が累計100万台を超えた。
今後、タクシー車両にもこのような安全機能が標準搭載されるようになってくるため、タクシー業界での交通事故が減少していくことが期待されます。
タクシードライバーの仕事は交通事故が最大のリスクのため、車両の安全性能が上がるとより稼ぎやすくなると思います。