日本でも電気自動車の日産リーフがタクシー車両として、導入される事例が見られますが、シンガポールで車両すべてを電気自動車にする。というタクシー会社が現れたようです。
HDTシンガポール・タクシーという会社で、車両10台からスタートし、来年中に保有車両数を100台まで増やすそうだ。
シンガポールでは、運転手はタクシー会社から車両をレンタルする方式が一般的のようですが、HDTは日本と同じ運転手を従業員として雇用するという。
初乗り運賃は3.9Sドル(約290円)/最初の10キロまでは400メートル単位、10キロ以上は350メートルごとに25セント(約19円)のメーター料金がかかる。
普通のタクシーと10キロの乗車での運賃の違いは75セント(約56円)程度だそう。
従業員給与は基本給が月1,800Sドル(約13万4,000円)で、運転手が月間売り上げ目標を達成すれば最高3,200Sドル(約23万8,000円)だそうだ。
電気自動車が普及しにくい原因は短い走行距離のためですが、シンガポールの国土面積は東京23区と同じくらいなので、走行距離が短くてもエリアをカバーできるのかもしれません。