タクシー大手の日本交通が、東京都内での初乗りを410円(1.059Km)、237mごとに80円ずつ加算する運賃を国土交通省に申請しました。
対象は東京23区内と武蔵野市、三鷹市の営業区域で、現行の初乗り730円(2Km)から、距離を短縮して安くすることで、高齢者などの「生活の足」として、また訪日外国人らにも乗りやすくして利用を増やす狙いのようです。
1Km以内の移動で利用するお客様は全体の27%いることから、410円が実現すれば、今まで利用を考えなかった移動ニーズにも対応することができます。
例えば、高齢者の買い物や病院などへの行き来、雨天の通勤時などの最寄り駅までの利用や急ぎの移動時や大きな荷物を抱えているときにも、今までよりも気軽にタクシーを使えるようになります。
また実現するとすれば、2017年からになりそうです。