タクシードライバーとして勤務する前に、まずは1日の仕事の流れを知っておきたいはずです。基本的な1日の流れを知っておくことで、不安を減らせるでしょう。
ここでは、タクシードライバーの1日の流れについて解説していくため、ぜひ役立ててください。
隔日勤務が多いタクシードライバー
タクシーというと、24時間いつでも走っているイメージがあるのではないでしょうか。それは、タクシー業界の働き方が影響しています。タクシードライバーは、基本的に「昼日勤」と「夜日勤」と「隔日勤務」の3種類あります。
その中でも、多くの方々が隔日勤務で働いているのです。24時間いつでもタクシーが走っているイメージがあるのは、隔日勤務の影響が大きいでしょう。
隔日勤務は1勤務あたりの拘束時間が21時間以内となっているため、1勤務につき20時間弱働きます。1勤務あたりの労働時間は長いですが、隔日勤務は働いた翌日は休みとなるため、そこが魅力です。
タクシードライバーの1日の流れ
以下で、隔日勤務で働くタクシードライバーの1日の流れを解説します。
1.出社、アルコール検査
出社後、まずはアルコール検査をします。これは、タクシードライバーとして勤務するために絶対です。もし少しでもアルコール反応が出た場合、その日は仕事ができないため注意しましょう。
2.車両点検、点呼
お客様の安全のために、車両点検を十分に行います。安全第一ですので、車両に少しでも不具合があるといけないのです。点検後は点呼となり、あいさつや注意事項などの報告も行います。
3.出庫
車両点検や点呼が終われば出庫となり、仕事の開始です。朝の時間帯は基本的に営業マンや主婦、病院に向かう年配の方などが主なお客様となります。
4.休憩、仮眠
隔日勤務の場合、仮眠休憩が3時間あります。この時間に食事を取ったり、仮眠を取ったりします。この後のことを考慮し、しっかりと休息を取ることが大切です。
5.営業再開
夜間や深夜帯は夜職の方や、飲み歩いている方、終電を逃した方などが主なお客様となります。割増料金が適用されるため、深夜帯は効率的に稼ぎやすいです。
6.点検、洗車
営業を終えると、営業所に戻ってタクシーの点検や洗車を行います。そして、乗務日誌をつけたり、タクシーチケットなどの処理を終えたりすれば、1日の仕事が終了です。
タクシー会社によって若干異なりますが、タクシードライバーの1日は主にこのような流れとなります。
まとめ
ここまで、タクシードライバーの1日の流れについて解説しました。事前に1日の流れを把握しておくことで、より働きやすくなるでしょう。
隔日勤務は1日の労働時間が長く大変ですが、その分休日数も多いのです。当社で隔日勤務のタクシードライバーとして働くことで、効率的に稼ぐことができます。