少し前までは60歳や65歳を過ぎれば定年退職をして、以後は悠々自適な生活を送るという方がほとんどでした。それが、ここ数年で定年退職後も働きたいという意欲的な方が増えています。
ここでは、シニアタクシードライバーが増えている理由についてご紹介します。
シニアドライバーが増えている
昔だと65歳を迎えれば定年退職となり、その後は家族の方とゆっくりと過ごすという方が多かったでしょう。
ですが、今は違います。定年退職後も、意欲的に働きたいという方が多いのです。タクシードライバーも同様で、シニアドライバーとして活躍する方が目立つようになりました。
当社でも、定年を迎えたシニア世代の方々がその後も会社に残って頑張っています。当社は65歳で定年となるのですが、そのまま離職される方はほとんどいません。なんと、約90%の方が再雇用を選択しているのです。
シニアドライバーが増えた理由
シニアドライバーが増えた理由として、主に以下の3つが挙げられます。
1.年金だけだと生活するのが難しい
シニアドライバーが増えた理由1つ目は、「年金だけだと生活するのが難しい」です。年金だけで生活するのは極めて困難ですし、余裕のある生活を送れる人は少ないです。老後2000万円問題が以前話題になりましたが、それほど老後はお金がかかることになります。シニアドライバーとして働くことで、生活費を補うことが可能です。
2.体を動かし健康になりたい
シニアドライバーが増えた理由2つ目は、「体を動かし健康になりたい」です。定年退職をして常に家にいると、どうしても体が鈍ってしまいます。そうなると認知症のリスクが高まりますし、健康を考えても良くありません。そのため、健康を目的にシニアドライバーになる方も増えているのです。
3.融通が利き働きやすくなった
シニアドライバーが増えた理由3つ目は、「融通が利き働きやすくなった」です。タクシードライバーは長時間拘束で勤務時間が長いという印象があるかもしれませんが、隔日勤務や昼日勤を採用するタクシー会社も多くあります。昼日勤のシニアドライバーとして働くことが可能なため、無理なく勤務できるのも大きな理由となっています。
まとめ
昔と比べると、定年退職後もシニアドライバーとして働く人が増えました。当社でも、定年退職を迎えた方の約90%は再雇用を選択しています。
年金の足しにしたいという方や、健康を目的に体を動かしたいという方であれば、ぜひシニアドライバーとして活躍できるようにしてください。