タクシードライバーや労働時間が長いことや、平均年収が一般の企業よりも低いとみられることから、「タクシーはブラック」というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
では、本当にタクシー会社はブラック企業で、タクシードライバーは激務なわりに低収入なのでしょうか?今回はタクシー会社の実態や、転職に失敗しないための優良会社の見分け方を解説します。
タクシー会社はブラックorホワイト?
タクシードライバーはブラックという人もいれば、ホワイトという人もいます。では、実際にタクシードライバーの働き方や給与はどうなっているのか見ていきましょう。
歩合制で頑張った分だけ稼げる
タクシーと言えば「完全歩合制」というイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、実際のタクシー会社は固定給+歩合給(+賞与)の給与体系を採用していることが多く、歩合給は「基本給がある上で、成果に応じて報酬がアップする」仕組みとなっています。
1日の労働時間は長いが休みも多い
タクシードライバーの働き方には、一般の会社員と同じく1日約8時間働く「日勤」と、1日で2日分働く「隔日勤務」があります。隔日勤務は1日約15時間と長時間労働ですが、翌日は明け番といって24時間以上の休みがあります。つまり、単純計算で月の半分が休みとなるため、プライベートの時間もしっかり確保できるのです。
乗客とトラブルのリスクはある
タクシーを利用するお客様にはさまざまなタイプの人がいます。ときには理不尽なクレームや暴言を吐かれたりすることもありますが、毎乗務ごとにトラブルがあるわけではありません。実際のトラブル頻度は接客スキルにもよりますが稀です。このような印象があることが、ブラックとイメージされる理由かもしれません。
優良タクシーの会社の見分け方
タクシー会社の中には、優良会社もあればブラック企業に近い会社もあります。ここでは、優良タクシー会社の見分け方を解説します。
シフトが組みやすく休みが取りやすいか
タクシーは個人で仕事をするため、比較的自由にシフトが組め、休暇も取得しやすい傾向にあります。隔日勤務であれば、ひと月に17~18日の休みが取得できるか確認しましょう。
研修制度は充実しているか
研修制度が充実しているタクシー会社は、未経験からでもすぐに一定の売上を期待できます。つまり、タクシーの未経験者でも安心の転職が可能です。
優良事業所の認定を受けているか
優良事業所の認定を受けているタクシー会社は、都道府県から一定以上の評価を受けており、優良会社とみなすことができます。ちなみに太洋モータースは、東京都認定の優良ランク法人事業者です。
まとめ
一昔前のブラックなイメージを刷新し、現在のタクシー業界は多くがホワイト企業と言っても良いほど待遇がよく、稼ぎやすい環境が整っています。転職で後悔しないためにも、ぜひ自分に合ったタクシー会社を見つけてください。