多くのタクシー会社の中から、自分に合った1社を選び抜くには、会社ごとの特徴と違いを見極めることが大切です。
今回は、転職で失敗しないタクシー会社選びのチェックポイントとして、以下の5つを提案します。
【タクシー会社選びのチェックポイント】
- 勤務形態
- 給与体系
- 福利厚生の充実度
- 営業エリア
- 研修制度の充実度
タクシー会社のWebサイトや求人情報、転職サイトなどの情報を元に、自分に合った応募先を検討してみてください。
勤務形態
タクシー運転手の勤務形態には、「昼日勤」「夜日勤」「隔日勤務」の3種類があります。
昼日勤と夜日勤は1日に約8時間(+休憩1時間)、育児や介護、家庭と両立しやすい働き方です。また隔日勤務は1日に約16時間(+休憩3時間)で、翌日は必ず休み、月の半分が休みという働き方です。
勤務形態によって稼ぎやすさやプライベートとのバランスも変わってくるため、自分に合った働き方を選びましょう。
給与体系
現在、タクシー会社の多くは「基本給+歩合給(+賞与)」の給与体系を採用しています。基本給20万円~25万円、売上の50~60%の歩合給、さらに売上の数%が毎月積み立てられ、年2~3回の賞与で還元されるという仕組みです。
給与面を重視する人は、売上の何割が歩合給として支給されるかを左右する「歩合率」の高さに注目してみると良いでしょう。
福利厚生の充実度
福利厚生は働きやすさに関係します。休みの取りやすさや万が一の補償、休憩室など設備の充実度も確認すると良いでしょう。
さらに、未経験からタクシー運転手への転職を検討している人は、二種免許取得支援制度も要チェックです。入社後に一定の勤務実績があれば、二種免許の取得費用を会社が全額負担してくれます。
営業エリア
タクシー会社の営業エリアは、収入に直結するもっとも重要なポイントです。たとえば都心の繁華街やビジネス街と、郊外やベッドタウンとでは、稼ぎ方や稼げる度合いが大きく異なります。また、東京23区や神奈川県横浜市、川崎市などの特定地域が営業エリアの場合、地理試験の受験が必要です。
研修制度の充実度
未経験からタクシー運転手を目指す人は、タクシー会社の研修制度を必ずチェックしましょう。研修制度が充実したタクシー会社を選べば、接客マナーや稼ぐためのノウハウなどを半年~1年ほどで身につけることができます。
まとめ
未経験からタクシー運転手に転職する人が、会社選びに失敗しないための5つのチェックポイントを紹介しました。他にも会社の立地や社風、配車アプリの導入など、自分なりに気になるポイントをチェックしてみましょう。