タクシードライバーの隔日勤務では、一日20時間前後の拘束時間が一般的です。

 

そのうち、原則として3時間までの休憩を取ることが法律によって定められています。

 

今回はタクシードライバーの休憩の取り方や、実務に活かすポイントを解説します。

 

休憩の過ごし方

休憩の過ごし方は、一般的な会社員と大差はありません。

 

ドライバーの裁量によって、食事や仮眠などに自由に使うことができます。

 

基本的に無線やアプリ、会社からの指示を受ける必要がありません。

 

疲労や睡魔は乗務に支障をきたすため、休憩時間にもタクシーを走らせて営業することはNGです。

 

休憩を取る場所

休憩をとる場所は、基本的にタクシーの周辺で待機することになります。

 

営業所に休憩室が設けられている場合は、いったん帰庫してリラックスするのも良いでしょう。

 

お客様を目的地までお送りした後、そのまま車を停められる場所を探して休憩するケースも多いようです。

 

詳しくは次に紹介しますが、休憩時間を乗務に活かして売上につなげるには、この「休憩する場所」がポイントとなります。

 

休憩を上手にとって乗務に活かすポイント

営業成績がトップクラスのドライバーは、休憩時間を乗務に活かし、売上につなげています。

 

たとえば駅前や繁華街などの近くで、タクシー利用客が多くなる時間帯までを休憩時間に設定するという方法です。

 

中~長距離のお客様が拾いやすいポイントで客待ちをすることで、休憩明けの営業にスムーズに移行することができます。

 

これにより、無駄になりがちな客待ちの時間が必須の休憩時間にあてられ、非常に効率的です。

 

自分の中で客待ちポイントや無線からの指示が多い地域をチェックしておけば、客待ちと休憩を両立させ、効率アップを図ることができます。

 

ただし、この方法を実践するには、休憩明けにスムーズにお客様をピックアップできる場所はどこかという事前の調査が必須です。

 

まとめ

タクシードライバーの休憩時間の過ごし方や、業務効率をアップさせるための休憩の取り方について解説しました。

 

一切の業務を行う必要がない休憩時間ですが、スイッチのオン・オフは重要です。

 

スムーズに乗務に移行できるよう、休憩の場所や過ごし方について自分なりに考えてみると良いでしょう。

 

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