1回で20時間以上働くことも多い隔日勤務のタクシードライバーは、しっかりと休憩をとることも大切です。
ただし、休憩時間をただ休む時間に充てるだけでなく、売上につなげる努力をしているタクシードライバーもいます。
今回はタクシーの休憩時間を無駄にしない効率的な稼ぎ方を解説します。
隔日勤務の休憩は2~3時間が必須
タクシードライバーは法律より、8時間ごとに1時間、もしくは6時間ごとに45分の休憩時間が定められています。20時間以上勤務することの多い隔日勤務の場合は最低2時間です。タクシー会社によっては、過労運転を防止する目的で3時間以上の休憩を義務付けているところもあります。
休憩中は基本的に、無線やアプリ、会社からの指示でお客様の対応をする必要がありません。
一般的な休憩時間の使い方
休憩の取り方はタクシー運転手の裁量に任されています。運転手によって休憩時間の使い方はさまざまです。
一般的には、休憩時間は食事をとったり、仮眠をしたりする時間にあてられる傾向にあります。とくに疲労や睡魔は長時間の勤務に支障をきたすため、休憩時間にもタクシーを走らせて営業することはNGです。
休憩時間を売上につなげる効率的な稼ぎ方
コロナ以降でも、コロナ以前の売上を維持し続けているトップドライバーは、休憩時間を上手に売上につなげています。
たとえば、タクシー利用客の多い病院やホテルなどで客待ちに充てるという休憩時間の使い方です。これにより、中長距離客の出やすいポイントで客待ちをすることで必須の休憩を取得しつつ、休憩明けの営業にスムーズに移行することができます。
つまり、ロスタイムになりがちな客待ちの時間を、必須の休憩時間に充てるのです。
最寄りの客待ちポイントや無線からの指示が多い地域で休憩時間を取れば、客待ちと休憩を両立させ、効率アップを図ることができます。
休憩時間を客待ちに活用するこの方法も、どこにタクシーを停めればスムーズにお客様をピックアップできるかという調査が大切です。
まとめ
休憩時間を有効活用して売上につなげる方法について解説しました。
弊社太洋モータースでは、現役のトップドライバーが新人ドライバー向けの研修を担当しています。研修では売上に直結する「生きたノウハウ」が学べるため、未経験からドライバーデビューしても半年~1年で前職の収入を超えることもできます。
タクシー会社への就職・転職を検討している方は、ぜひ太洋モータースにご相談ください。