コロナ禍で「人流」という言葉を良く目や耳にすることが多くなりました。
人流とは、モノの流れの「物流」に対する、「ヒト」の移動を伴う流れのことを指します。
国は新型コロナウイルス感染症対策として、リアルタイムの「人流データ」をポータルサイトで公開しています。
この人流データを上手く活用すれば、タクシーの売上アップが狙える可能性があります。
人流データとは
人流データとは、スマートフォンから得られるさまざまな情報をもとに、「人がどこからどこへ動いたのか」を可視化するデータのことです。
内閣官房が運営する「新型コロナウイルス感染症対策」というサイト上では、全国の主要な駅・繁華街における人流データが公開されています。
この人流データからは、たとえば以下のような情報が得られます。
- 渋谷は前日の同時間帯から10%人が減った
- ランチ時は新橋駅周辺よりも葛西駅周辺のほうが人の滞留が増える
- 新橋駅周辺はコロナ前より56.5%も人流が減った
人流データは人の動きを抑制し、感染の拡大を抑えようとする取り組みで利用されています。
ただし、人流データが活用できる場面は、コロナ対策だけではありません。
人流データをタクシー利用客の獲得に活かす方法
国の「新型コロナウイルス感染症対策」サイト上では、前日との比較、同じ時間帯での比較、コロナ前後での人流データを公開しています。
これをタクシーの配車アプリと組み合わせると、人流が多い場所とタクシーの供給率を比較して見ることができます。つまり、「人が多くてタクシーが少ない場所」を人流データと配車アプリから推測できるのです。
実際にこの手法を取り入れることで、コロナ以前と同じ売上をキープしているタクシー運転手もいます。
デジタルに抵抗感なく、人流データをタクシーの営業に上手に活用すれば、売上アップも不可能ではありません。
まとめ
人流データをタクシーの営業に活用する方法について解説しました。
「コロナ前よりタクシーの売上が落ちて厳しい」と感じるドライバーは多いですが、今回ご紹介したように工夫次第で売上アップも可能です。
太洋モータースでは、コロナ禍およびアフターコロナでもしっかりと売上を伸ばすためのノウハウを提供しています。弊社では未経験の新人でも、入社1年以内で前職の収入を超えるドライバーが続出中です。
タクシー会社への就職・転職をご検討の方は、ぜひ弊社にご相談ください。