タクシードライバーは、路上に出てしまえば1人で営業することになります。「タクシードライバーになったけど、稼げるようになるだろうか……」というのは、未経験のドライバーなら誰もが抱く不安です。
そんな「何人乗せれば稼げるようになるか」が、「1日に何人乗せれば稼げる」になれば、これほど心強いことはありません。
漠然とした不安を払拭し、仕事の原動力とするためには、目標設定をすることが何よりも大切です。
目標設定は「SMART」で考える
目標設定は、達成するためのソリューションが明確で、達成可能と思えるようなものでなければ意味がありません。目標を立てはいいが、どうやって達成するのかがわからない目標では、仕事をするうえでの指針にはできませんよね。
目標設定に重要な5つの要素の頭文字を取った「SMART」という考え方があります。
①Specifics(具体的に)・・・誰が読んでもわかるように具体的な言葉で表す
目標は明確で、誰が読んでもわかるものでなければなりません。
たとえば、
「タクシーで稼げるようになる」よりも「タクシーで月収50万円稼ぐ」と、具体的に表すことで、より精度の高い目標設定ができるようになります。
②Measurable(測定可能な)・・・目標がどうなれば達成されたことになるのか
目標を設定して、その達成までのプロセスにおいて現在地を測定するために必要な要素です。
「タクシーで月収50万円を稼ぐ」という目標を「タクシーデビュー6ヶ月以内で月収50万円を稼げるようになる」と、より具体的にしてみましょう。デビュー1ヶ月目の月収が25万円だった場合、残りの期間で何をしなければならないのか、どんな改善が必要か明確になりますね。
③Achievable(達成可能な)・・・現実的で達成可能な目標を設定する
現時からかけ離れた目標は、目標ではなく夢や空想の域になってしまいます。デビューしたばかりのドライバーが「1ヶ月で月収1,000万円稼ぐ」という目標を立てれば、実現の可能性が疑われてしまうでしょう。
④Relevant(価値観に沿った)・・・なぜその目標を達成しなければならないのか
目標の設定がたとえば「上司に言われたから」や「周りの人が同じような目標を立てていたから」では、働くモチベーションが湧いてこないでしょう。
たとえば月収50万円以上という目標にしても、「会社でナンバーワンを取りたい」とか「マイホームを買いたい」とかいうように、自分の価値観に沿っているものでなければ目標設定の意味がありません。
⑤Time-bound(時間軸のある)・・・いつまでに目標を達成するのかの期日
「◯ヶ月以内に」や「◯月◯日まで」というように、具体的な期限を設けることで、目標を達成するモチベーションが生まれます。
目標設定でモチベーションアップ
優秀なドライバーほど、目標設定の重要性を理解しています。「今月の目標」が設定できれば、その目標を達成するためのプロセスにあたる、「今日の目標」や「◯時までの目標」も立てることができます。
毎乗務ごとに目標設定し、仕事のモチベーションを維持することが重要です。
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