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Apple社のスマートフォンiPhoneのAI(人工知能)アプリ「Siri」や大手通販サイトAmazonのスマートスピーカー「Echo」など、わたしたちの生活の身近なところにAIは浸透してきています。
それはタクシーとて同じ。すでに今年の2月からは、商用サービスとしての「AIタクシー」が街中を走っています。
AIタクシーと聞くと、人工知能を搭載した無人のタクシーが自動運転で乗客を運ぶサービスをイメージされるのではないでしょうか。
そのような無人タクシーのサービスはまだ実現していませんが、さまざまなビッグデータを活用した「少し未来の乗車需要の予測」はすでに実用化されています。
乗車需要の予測とは?
「今日はプレミアムフライデーだから駅前の商店街に見込み客が多いだろう」
「ライブ会場でイベントがあるから、駅から会場までの若者の乗車率が上がるだろう」
タクシードライバーの経験や勘に頼っていた乗車需要。これがAIタクシーになると、天候や電車遅延などのさまざまなデータから、500m四方のエリアごとの30分先までの乗車台数を予測。どのエリアに需要が集中するか、どのエリアは乗車台数0か、などの効率的な運行が実現可能なのです。
すでに2018年の2月15日にはNTTドコモがAIタクシーの実証実験を終え、東京23区、武蔵野市、三鷹市、さらには愛知県名古屋市のタクシー会社が車両に導入、順次運行が開始されています。
とくに土地勘がまだない新人ドライバーには好評のようで、AIがタクシードライバーの職業訓練や技能開発にも活用できそうですね。
無人タクシーの実用化は2020年から
まだ実用化には至っていませんが、完全自動運転の無人タクシーも着々と実用化に向けて準備が進められています。
横浜市のみなとみらいでは2018年3月より300組の一般モニターを対象に、DeNAと日産自動車が共同で開発している無人タクシー「Easy Ride」の実証実験がおこなわれる予定となっています。
Easy Rideはスマホアプリで呼び出したり、AIに周辺のオススメ情報を聞いたりと、タクシーの運転手をAIに置き換えたサービスと言えます。
2020年は東京オリンピックの開催を控えています。この実証実験で得られたデータから、さらに無人タクシー実用化に向けて改良されてしていくことでしょう。
AIタクシーや無人タクシーなど、タクシー業界は新たな局面を迎えています。
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