タクシー業界だけでななく、トラック・バス運転手・配送ドライバーなど輸送・交通機関全般に言えることですが、あと10年もすれば団塊世代の現役のドライバーさんが大量に引退することになります。
乗務員の採用には、各社の最重要課題なのですが、ここにきてタクシー乗務員に必要な【普通第2種免許】の受験資格見直しの可否について、警察庁が有識者による調査研究委員会を設けて検討を始めたそうです。
令和4年5月13日、道路交通法改正により第二種免許受験資格が緩和され、これまで第二種免許の取得要件は「21歳以上かつ運転経験3年以上」でしたが、「受験資格特例教習」を受講することで「19歳以上かつ運転経験1年以上」で取得することができるようになりました。
特例教習はそれぞれ年齢が21歳に満たない方の年齢過程と、運転経験が3年以上ない方の経験過程の二種類あります。例えば19歳で運転経験1年以上の方は、年齢過程・経験過程の両過程を受けることで第二種免許取得要件を満たすことができます。