日本各地で、夏場は猛暑日と呼ばれる35℃以上の日が当たり前になっています。そのため、熱中症で体調不良を訴える人も多くいます。

 

タクシードライバーも同様で、車内でも決して油断できないのです。今回は、車内でも熱中症を油断できない理由やタクシードライバーの熱中症対策を解説します。

 

車内でも油断できない理由

熱中症になってしまう人々が、年々増加傾向にあります。それは、近頃の異常気象が影響しているからです。夏場であれば、各地で連日35℃以上の猛暑日が記録され、地域によっては40℃近くになることもあるのです。

 

熱中症になれば仕事に大きな支障が出てしまいますし、命の危険も考えられます。タクシードライバーだと、空調の効いた車内にいる時間が長い分安全に思えるかもしれませんが、決してそうとは言い切れません。熱中症は、主に気温や湿度、日射など熱が関係しています。

 

お客様が乗車している間は換気のために窓を開けることもあり、その際は車内の温度は下がりにくくなります。また、乗車時や降車時のドアの開閉により、熱風がどうしても入り込んでしまうのです。そのため、エアコンをつけていても、熱中症になる可能性があります。

 

 

タクシードライバーの熱中症対策

タクシードライバーの熱中症対策として、以下が挙げられます。

 

こまめに水分を補給する

喉が渇いていないと思っても、こまめに水分を補給することが大切です。水分補給を忘れて体内の水分が減れば、熱中症のみならず、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクも上がります。エアコンの効いた車内だとついつい水分補給を忘れがちですが、こまめに水分を補給するようにしてください。

 

塩分を補給する

熱中症対策には、水分補給と同じく塩分補給も必須です。特に車外で汗を多くかいた場合は効果的。 塩分補給として、スポーツドリンクや塩分入りの飴、梅干などがおすすめです。ただし、過度な摂取は禁物となります。

 

身体を冷やす

熱中症対策として、身体を冷やすのも良いです。最近では首を冷やすアイテムが多数販売されており、それらを活用することで熱中症対策ができます。あまり金銭をかけたくない場合は、保冷剤や凍らせたペットボトルを使用するのも良いでしょう。また、熱のこもりにくい麻や綿といった通気性に優れたものを着用するのも効果的です。

 

 

まとめ

ここまで、車内でも熱中症を油断できない理由やタクシードライバーの熱中症対策について解説しました。涼しいと思える車内であっても、決して油断はできません。

 

こまめに水分や塩分を補給したり、身体を冷やしたりすることで、熱中症リスクを下げられます。車内だと油断せずに、ぜひ熱中症対策を行ってください。


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