「転職後の住まい」は、転職活動を進めていくうえで欠かせない要素の一つです。
タクシー会社の中には、社員への福利厚生として寮を完備しているところも少なくありません。
今回は「社員寮」完備のタクシー会社に転職するメリット・デメリットについて解説します。
タクシー会社の寮は「自社寮」「借り上げ寮」の2種類
タクシー会社の寮には、「自社寮」と「借り上げ寮」の2種類があります。
自社寮とはタクシー会社が自社で保有する寮のことで、借り上げ寮とはタクシー会社が賃貸契約した物件を社員に貸し出す寮のことです。
タクシー会社にもよりますが、家賃はいずれも「無料~3万円程度」で提供されます。
寮完備のタクシー会社のメリット
寮完備のタクシー会社に入社する人は、次のようなメリットが得られるでしょう。
お金が貯まりやすい
社員寮の家賃は会社が負担するため、入居者は設備の充実した物件に安く住むことができます。
また、自社寮によっては水道光熱費も会社負担となっており、生活にかかるコストで悩む必要がありません。
浮いた生活費は貯金やプライベードに回せるため、仕事へのやる気もアップします。
会社から近い
社員寮は会社の近くに用意されていることが多いため、通勤時間を大幅に短縮できます。
その分の時間を睡眠時間に使ったり、プライベートに使ったりして、ライフワークバランスが実現できるでしょう。
また、物件探しの手間も省けるため、入社前に慌てる必要もありません。
寮完備のタクシー会社の注意点
社員寮にはメリットがある一方、人によってはデメリットになる要素もあります。
社員寮のルールがある
社員寮によっては門限や来客、ゴミ出しなどのルールが決まっている場合があります。
仕事以外の時間を自由に過ごしたい人にとっては、やや窮屈に感じるかもしれません。
プライベートの時間が確保しづらい
プライベートの時間が確保しづらいことも、社員寮のデメリットの1つです。
寮に住んでいるのは同じ会社の人なので、顔を合わせたときに挨拶をしたり、付き合いに参加したりする必要が出てきます。
そのため、休みの日に仕事のことを一切考えたくな人にとっては、ストレスを感じてしまうかもしれません。
まとめ
社員寮のあるタクシー会社に転職するメリット・デメリットを解説しました。
メリットの方に魅力を感じた人は、ぜひ求人情報で「寮完備」のタクシー会社を探してみてください。