普段から、自分がマイナス思考に陥りがちだと感じる人も多いのではないでしょうか?
マイナス思考は「くよくよ悩んで思い切った行動ができない」や、「先の心配ばかりしてしまう」といったデメリットがあります。
自分で考えて行動しなければならない場面の多いタクシー運転手にとっては、マイナス思考は克服したいものです。
今回はマイナス思考を克服する方法について考えてみましょう。
マイナス思考→プラス思考に変換する
マイナス思考の克服でもっとも有名な方法が、プラス思考への変換ではないでしょうか?
どんなものごとも表裏一体で、マイナスのできごとも視点を変えればプラスに変えられます。
タクシー運転手を例にとってみましょう。
- 営業エリアのうち7割も道が覚えられていない → 3割まで覚えた
- 乗務中にミスをした → それでもお客様に感謝された
- 今月の売上が目標に達しない → まだまだ改善の余地がある
一見すると「開き直り」ですが、くよくよ悩むよりも開き直って前に進むほうが気持ちの面でもポジティブになります。
1日で感じた「負の感情」をアウトプットする
1日のうち「ムカついた」「悲しかった」など、負の感情を出来事を書き出してみましょう。
とにかく本音を書き出すことが目的のため、乱暴な言葉や汚い言葉を使っても構いません。
ただし、スマホやパソコンではなく、必ず紙とペンを使って書いてください。
負の感情を書き出したら、その紙を捨ててしまいましょう。
自分の中に溜め込んでいた負の感情を吐き出して捨てる、それだけで気分は変わります。
小さな成功体験を積み重ねる
マイナス思考に陥りがちな人は、すぐには手の届かない目標を負い続ける傾向があります。
たとえば、未経験のタクシー運転手が月収50万円を突破することは、すぐに達成できるものではありません。
その数字だけを追い続けると、「頑張っているのに到達しない」「自分は向いていない」というマイナス思考に陥ってしまいます。
どんな目標の達成にも、小さな成功体験の積み重ねが必須です。
「カーナビの使い方を覚えた」「お客様に挨拶を褒められた」これも成功体験です。
無理に大きな目標に挑戦する必要はありません。
「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、小さな成功体験を積み重ねることを意識しましょう。
まとめ
タクシー式のマイナス思考の克服について解説しました。
最後に、マイナス思考には決して悪い面ばかりでもありません。
「行動が慎重になる」や「リスク回避になる」といったメリットもあます。
マイナス思考に陥りがちな自分を否定せず、ありのままを認めたうえで、プラス思考もできるようになりましょう。