個人タクシーは売上のほとんどが収入に直結するため、法人タクシーよりも大きく稼げるチャンスがあります。
しかし、法人タクシーを経験してさえいれば、誰もが個人タクシーになれるというものではありません。
今回の記事では、個人タクシーに向いている人の特徴をまとめてみました。
個人タクシーになるための条件をおさらい
まずは、個人タクシーとして営業するために必要な条件や資格を確認しましょう。
- 法人タクシーで勤続10年以上&無事故無違反の実績がある
- 年齢が65歳未満である
- 新規で営業許可を取得するor事業譲渡される
上記のように、個人タクシーを目指す場合は法人タクシーで働きながら、将来の個人タクシーでのデビューを見据えたプランが重要です。
これらを踏まえた上で、次章では個人タクシーに向いている人の特徴を解説していきます。
個人タクシーに向いている人の特徴
個人タクシーに向いている人の特徴を解説します。
(1)タクシードライバーの仕事が好き
個人タクシーは法人タクシーとして10年以上の勤続年数が必要で、独立した後も年齢制限無しで働くことになります。
当然ながら、タクシーの仕事が好きでなければ続けられません。
車の運転が何よりも好きで、売上を上げるための努力を惜しまないことが、個人タクシーでは重要です。
(2)リピーターやファンが付きやすい
法人タクシーのドライバーはある程度「会社の看板」で集客できます。
一方の個人タクシーは、当然ながら会社の看板が使えません。
法人タクシーで働いているときに、どれだけリピーターやファンを獲得したかが重要です。
日頃からお客様に快適な空間を提供できる人、相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを取れる人が、個人タクシーに向いていると言えます。
(3)体調管理ができている
タクシードライバーは60代、70代でも現役バリバリで働ける仕事です。
個人タクシーとして長く続けるには、体調管理が何よりも重要なポイントとなります。
働く時間も休む時間も自身の裁量次第となるため、働きすぎで疲労やストレスを溜め込んでしまうこともあります。
自身の体調管理が万全で、仕事と休みのバランスの取れる人が、個人タクシーに向いていると言えるでしょう。
(4)情報収集が得意
タクシードライバーにとって、営業エリアのどの場所のどの時間帯にお客様が乗ってくるかの情報は、稼ぐために必要不可欠です。
法人タクシーの経験でどれだけ情報の蓄積があるかが、その後の個人タクシーとしての売上を左右します。
営業エリアの街の特徴や客層、イベント情報などは常にアップデートし、自身の営業に活かしましょう。
まとめ
個人タクシーになるための条件や資格、向いている人の特徴をまとめました。
売れっ子の個人タクシーになるには、法人タクシーでどれだけの経験を積んだかが重要です。
自身の性格や考え方と照らし合わせ、個人タクシーの向き不向きを考えてみましょう。