SDGs(エスディージーズ)という言葉をご存知でしょうか?
2015年9月の国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、先進国と途上国が一丸となって2030年までに達成すべきとする17の目標のことです。
タクシー業界でもSDGsを達成するため、さまざまな取り組みを実施しています。
タクシーと関わりの深いSDGsの目標とは
SDGsは貧困や食料、環境、ジェンダーなど、21世紀の世界が抱える問題を包括的に掲げています。日本でも政府が旗振り役となり、民間の企業でもSDGsの目標達成に向けた取り組みを実施しています。
タクシー業界におけるSDGsに関しては、女性が働きやすい職場環境づくりやクリーンエネルギーの利用、IoTを導入した技術革新などの取り組みが挙げられます。タクシー会社の中には、「SDGsの取り組み」と題して、具体的な取り組みや成果報告をホームページに掲載している会社も増えています。
タクシー会社が行っているSDGsの取り組み
タクシー会社が行っているSDGsの取り組みについて、具体例をいくつかご紹介します。
ジェンダー平等を実現するための取り組み
タクシー業界全体を挙げて、女性の積極採用や有給取得率の向上、女性専用休憩室の整備、保育施設との提携など、介護や子育てをしながら働きたい人に、多様な働き方から自分に合ったものを選べる環境づくりに取り組んでいます。
環境資源を守るための取り組み
自動車を使って事業を行うタクシーは、地球環境への配慮が求められます。タクシー業界では自動車からの温室効果ガス排出量の削減および大気環境の改善を目的として、ジャパンタクシーをはじめとするハイブリッド自動車や、低燃費車両を積極的に導入しています。
社会福祉への取り組み
体の不自由な方や介護を必要とされる方に向けて、車いすのままで乗降車が可能なユニバーサルデザインタクシーや、介護資格を取得したドライバーがサポートする介護タクシーの取り組みがあります。
SDGsの取り組みで「選ばれるタクシー」に
2030年まで残り10年を切り、今後はますます「SDGs」という言葉がさまざまな場所で聞かれるようになるでしょう。
タクシー業界も例外でなく、SDGsの取り組みを積極的に行っている会社が「お客様に選ばれるタクシー」になる時代がやってきます。
太洋モータースでも、女性ドライバーの積極採用、労働法遵守、事前環境への配慮など、SDGsの目標達成に寄与する取り組みを進め、時代に合ったサービスを提供していきます。