タクシー運転手は、大学卒業後の新卒はもちろん、中高年でも未経験者から始められる仕事です。
研修制度がしっかりとしたタクシー会社であれば、未経験から1年目でも月収50万円以上の収集を得ることができます。
しかし、求人情報だけでは見えてこないのがタクシー運転手のデメリットの部分です。
今回はタクシー運転手になる前に知っておきたい悩み・不安と、その対処法について解説します。
ちゃんと稼げるのか収入面の不安
タクシー運転手が抱える不安として、もっとも多く聞かれるのが収入面の悩みです。
歩合制で「頑張れば頑張るほど、大きく稼げる」のがタクシー運転手の魅力ですが、期待しているほど稼げなかった場合は、就職・転職を後悔してしまうのも無理がありません。
タクシー業界は景気の影響を大きく受けるため、今般の新型コロナウイルスのように日本経済全体に打撃を与えるようなことが起これば、売上が大幅に減少する可能性もあります。
売上を安定して伸ばすためには、日頃からの地道な情報収集と、お客様第一の営業が重要です。
たとえば、SNSなどで電車の遅延が発生したという情報をいち早くキャッチできれば、多くのタクシー利用客を獲得できるチャンスです。
また、お客様からの支持を高めてリピーターを増やせば、景気に左右されることなく安心して売上を伸ばすことができるでしょう。
きつい仕事で健康面が不安
タクシー運転手は、意外と肉体的にきつい仕事です。
1日に13時間~16時間拘束される隔日勤務は、大きく稼げるチャンスがある反面、徹夜明けの仕事となるため、体力に自身のない人は、体に疲れがたまってしまいます。
とくに高齢なドライバーほど、健康面で不安を感じることでしょう。
健康維持しながらタクシーを続けるためには、やはり日頃の体力づくりとしっかりと体を休ませることです。
休日は深酒や夜ふかしなどの不摂生を控え、なるべく運動をして体力づくりをしておきましょう。
また、乗務が終わったらまっすぐ家に帰り、まずはしっかり睡眠をとって体力を回復させることが大切です。
体調不良を理由に有給休暇などはとれますが、歩合制の場合は、せっかくの売上が確保できません。
タクシーの乗務でベストパフォーマンスができるよう、日ごろから健康管理を心がけましょう。
お客様とのトラブルが多い?
タクシーは接客業であるために、お客様とのトラブルを心配する人も多いのではないでしょうか?
インターネットニュースなどを検索してみても、タクシーにまつわるトラブルの記事が少なくありませんが、実際には月に1回あるかないかくらいの頻度しかありません。
しかし、タクシー運転手になりたてで地理に詳しくない、土地勘がない場合は、お客様にご迷惑をおかけする場面があり、クレームにつながってしまうケースがあります。
これはタクシーの乗務に慣れてくれば、経験不足からくる対応やお客様のタイプが見えてくるようになり、未然にトラブルを防ぐことができるようになります。
最初のうちはカーナビが搭載されているので、知らない道や場所であっても、「あまり通らない道なので、カーナビを使ってもよろしいですか?」とひとこと添えれば、お客様にご迷惑をかけることもないでしょう。
まとめ
タクシー運転手が抱える悩みや不安についてお伝えしました。
運転技術はもちろん、タクシーが接客業である以上は、コミュニケーション能力やトラブルへの対応力など、ある程度の適正が求められます。
「運転が上手だから」だけでは務まらないタクシー運転手。
タクシー会社の就職・転職を検討している方は、求められる適性について知っておき、自身が本当に向いているかどうかを見極めましょう。
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