一般的な会社員の方であれば、毎年夏と冬にボーナスが支給され、楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか?
タクシー運転手は歩合制というイメージがありますが、実は、タクシー会社によって採用している給与体系や、ボーナスの支給にも違いがあります。
今回は、タクシー運転手の「ボーナス」について、給与体系の違いから解説していきます。
タクシー会社の給与体系とボーナスの関係
タクシー会社の給与体系には、以下の3パターンがあります。
A型賃金
一般的な営業職の給料と同じく、固定給+歩合給+賞与で構成された給与体系です。
安定的な給与体系であり、かつては都内のタクシー会社でも採用されていましたが、不況や燃料代の上昇などが原因で、現在はほとんど見られなくなっています。
B型賃金
いわゆる完全歩合制で、月間営業収入×歩合率で計算される給与体系です。
「頑張ったら頑張った分だけ自分の収入になる」というタクシー運転手のアドバンテージを最大限に活かますが、賞与制度はありません。
月収50万円以上の高給を狙えるという反面、やり方によっては収入が不安定になりやすいというデメリットもあります。
AB型賃金
現在、タクシー業界でもっとも多く採用している給与体系です。
A型賃金とB型賃金を合わせ、固定給部分、歩合給部分をそれぞれ時間に換算し、それらの合計額と最低賃金額を比較し計算します。
さらに、そこから算出された月給の売上のイチ部をプールしておき、年間2、3回に分けてボーナスとして支給します。
積立する割合は月間の売上によって定められており、たとえば売上の60%を給料として支給、10%前後を賞与として積み立てるといったケースが見られます。
太洋モータースは年3回の賞与あり
太洋モータースでは、タクシー運転手の売上に応じて年3回のボーナスが支給されます。
ボーナスの計算は営業売上の8%+売上に応じた加算(最終的な支給率は売上の約62%)です。
たとえば、年1,000万円の売上があれば、給与は620万円、ボーナスは年80万円、1回あたり約26万円が支給されることになります。
タクシー会社が採用している給与体系によって、同じ働きでも収入に差が出ます。
就職・転職の際は、あらかじめタクシー会社に給与体系について聞いておくようにしましょう。
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