『スター・ウォーズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など、SFのなかでしか観られなかった「あるもの」が、現実に登場しようとしています。
格安配車サービスで知られるUber(ウーバー)が、このたび空飛ぶ配車サービス「Uber Elevate」の実現に向けて着々と準備を進めているようなのです。
Uberとは、スマホアプリで車両の配車から乗車、決済までをおこなうサービスです。
安くタクシーに利用したい乗客と、空き時間を有効に利用したいタクシードライバーのマッチングサービスという側面もあります。
スマホで手軽に配車でき、従来のタクシーの3分の2程度の乗車料金で済むということで、じわじわと利用者が増えているようです。
そんな、革新的なビジネスモデルを展開しているUberが次に狙うのは、「空飛ぶタクシー」。
米国ではNASAのベテランエンジニアを雇い入れ、技術的な開発を着々と進めているとのこと。
Uberは今後5~10年以内をサービスの開始時期と見込んでいます。
もし空飛ぶタクシーが実現すれば、都会の交通渋滞を気にすることなく、快適に移動できることになります。
とくに急ぎの移動手段としてタクシーを利用される方には朗報ですね。
しかし、航空機に空港や滑走路が必要なように、新しい移動手段には新しいインフラが欠かせません。
空飛ぶタクシーが航空機のように滑走路を必要とせず、ヘリコプターのようにその場で空中に浮くとしても、成人5人を乗せた車体を空に浮かせるためのプロペラから発せられる風圧は相当なものがあります。
さらに、問題となるのは空飛ぶタクシーの駐車場でしょう。
ヘリポートのような屋上を持つ建物は限られていますし、そこまで移動する時間を考えたら、やはり普通のタクシーをピックアップしたほうが早いのではないでしょうか。
そのような諸問題を解決しながら、空飛ぶタクシーそのものを開発していかなければならない、Uberの革新的タクシーサービス。
SFの世界でしか見られなかった光景が、東京や大阪と言った大都市で実現するのが本当にあと10年後だったら……インターネットが世に出たくらいの衝撃になるかもしれません。
本当に必要なのは、空飛ぶタクシーよりも交通渋滞の根本原因を解決することのような気もしますが、渋滞をよそに快適に空を旅する配車サービス、ちょっと憧れもありますね。
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