国土交通相は4月21日「タクシー利用促進のため、相乗りタクシーを実証試験し、必要な制度を検討する」と発表しました。
年内にも都内のタクシーの業界団体と実証試験に入ります。
乗客がスマートフォンアプリで、目的地や時間などを入力すると、同じルートを希望する他の乗客とマッチングできる配車アプリの開発を進めているようです。
相乗りタクシーは、法律上、「乗合」の事業認可を取得する必要があり、
相乗りタクシーは目的地が近い複数の乗客を引き合わせ、ムダのないルートで送る必要がある。このためタクシー事業者は実証試験に使う配車アプリの開発を進めている。
また、法律上、「乗合」の事業認可が必要でで、地元の協議会の同意を事前に得る必要がありますが、今回は実証試
験後、協議会の同意なしに相乗り営業ができるように制度変更することを検討するようです。
現在も乗客同士がタクシー乗り場で、乗り合い相手を見つけるアプリがありますが、
タクシー事業者主導のアプリは初となります。
これからも都市部でもタクシーが利用しやすくなる仕組みや制度が、いろいろ出ていきそうです。